2017年8月19日土曜日

風景画を描くとき

風景画を描くときには、ポイントがあります。基本的に遠近法を使って描きます。


遠近法は、近いものは大きく、遠くにあるものは小さくします。これは線遠近法といいます。


それに対して近くのものははっきりと、遠くにあるものは淡く描くことがあります。こちらは空気遠近法といいます。レオナルド・ダ・ビンチはこの手法を使ってモナリザなどの名作を製作しています。


そして絵の風景の奥行きをあらわすために、遠景・中景・近景の一部が重なり合うように描くと、絵らしくなります。


それから野原、田畑、川や湖、山なみ、水平線、地平線などの水平線を描く際には、近くにある場合には間隔を広くします。その一方で遠くにある場合には間隔を狭くして距離感を出します。



またこれは着色の際に注意することですが、目でみて飛び出してくるように見える進出色と、見ると後退していくように見える後退色を組み合わせると、同じように奥行きの広がりを表すことができます。

2017年8月18日金曜日

海を描く 練習問題

海を描く際の様々なポイントに関する練習問題です。

1.次の問いに答えよう。

(1)海を描く際の一般的な注意について、最も適当なものを記号で選ぼう。
 ①日陰で描くよりも日なたで描く方がよい。
 ②波打ち際や防波堤の先端、がけなどで描くことは避ける。
 ③活気のある状況を描くため、人々や車の行き交う魚市場や漁の様子を身近で描く。

(2)海を描く際のポイントについて、最も適当なものを記号で選ぼう。
 ①遠景、中景、近景と遠近感を考慮した構図で描く。
 ②対象の配置や質感を考えて、三角形の頂点の位置にものを組み合わせる。
 ③色の対比や相互の関係を理解して、対象物の色を決める。

(3)海を描く際のポイントについて、最も適当なものを記号で選ぼう。
 ①海も空も青なので同じ色で塗る。
 ②海の特徴を示す波のかたちや白波、遠くと近くの色の違いに配慮してみる。
 ③海の周囲の風景や、灯台、船などは海というテーマにふさわしくないので入れない。

(4)海の風景の描き方について適当なものを入れよう。
 ①見取り枠を使って構図をきめることはよくない。
 ②波の数やかたちは正確にデッサンするとよい。 
 ③余分なもの(広告や電柱など)は省いたりしてよい。


(5)風景の一般的な描き方について適当なものを入れよう。
 ①近くは淡く、遠くははっきり描くとよい。
 ②遠近感をあらわすには、一般的に遠くのものほど大きく描く、
 ③海はどこも同じ塩水だから同じ色で塗るとよい。
 ④船を構図の中にとり入れて描いても構わない。

答え (1)② (2)① (3)② (4)③ (5)④





2017年8月17日木曜日

構図の練習問題(その2)

構図に関して練習問題をさらに作りました。

1.次の文の( )に適当な語句を入れよう。なお、( )に選択肢があるばあには正しいほうを選んで答えよう。

絵を描くときは自由な気持ちで(①のびのびと 緊張感を持って)描くのがいちばんです。でもその中にあってみる人にあるねらい通りの感じを持ってもらえるいくつかの基本があります。( ② )もそのひとつです。

は例えば画面の全体をある統一感をもった(③骨組み 詳細)をもつようにすることです。こうした構図を取り入れることで、絵の(④主題 価値)にあった構図になるようにします。そして画面にバランスが生じるようにします。

答え ①のびのびと ②構図 ③骨組み ④主題 

2.次の文の( )に適当な語句を入れよう。なお、( )に選択肢があるばあには正しいほうを選んで答えよう。

(1)水平線構図
これは絵の中でよく取り入れられている構図です。( ① )を描く際の基本になります。横に広がる( ② )線や水平線を左右に広がるように描くことで空間が左右に拡がりが続いているように感じます。

(2)対角線構図
例えば( ③ )図法などはある1点に画面が収束していきます。視点は自然にその収束する場所に集まります。したがってその空間の奥行きを感じ取ることができ、( ④ )感を強調することができます。

(3)三角形構図
( ⑤ )感のある構図です。風景画、人物画、静物画いずれでも取り入れることで、画面から落ち着きを感じることができます。

(4)垂直線構図
( ⑥ )の方向に空間が広がる様子が感じ取れます。

答え ①風景 ②地平 ③1点透視 ④遠近 ⑤安定 ⑥上下