2016年7月31日日曜日

空想の世界の画家たち

頭の中で考えた世界を実際に紙に描いて表現することは楽しいことです。昔からそうした絵を描く画家がいました。

エドヴァルト・ムンクはノルウェーの画家です。ムンクの「叫び」は一度見ると忘れられない絵です。さまざまなグッズにもなっていますね。この絵に登場する人物は何を叫んでいるのでしょうか。

まさに緊迫した状況を絵の色彩やうねりが表しています。不安な気持ちが湧いてきます。

一転して、ベルギーのルネ・マグリット。彼はとてもリアルな絵を描きました。リアルなのですが、物と物の関係や、位置、状況が不条理な世界を描いて、その絵を見る人を不思議な世界へといざないます。こうした表現をシュルレアリズム(超現実主義)といいます。このほかにもイタリアのジョルジョ・デ・キリコなどがいます。

心の奥を表現するこうした絵はさまざまな形で描かれています。マルク・シャガールもそうした画家の一人です。美しい青や赤、黄などの豊かでやさしい色彩のなかに自由に人物や動物が配された絵を描きました。その独特なファンタジーのような世界観は今もって人気があります。アンリー・ルソーも不思議な世界を描きました。「ヘビ使いの女」などはそうした代表作のひとつです。

2016年7月15日金曜日

200記事達成

このブログの記事が200記事を超えました。この記事で202記事目です。美術の内容で200個書けるかなと最初は思いながら始めたブログでした。

このブログを見てくださっている方々に、さまざまな年齢や立場の方がいることが想像できます。

そういった方々の期待を裏切らないように、まとめや問題作りをこれからもしていこうと思いました。

最近は、ここ23か月の記事の問題を繰り返し、更新の筆を入れながら掲載しています。この方が中学生の皆さんがまんべんなく様々な単元や内容をPCやスマホを開くだけで接することができると考えたからです。

一般の方々がご利用なさる上では、何で同じ内容の記事を繰り返し載せるのだろうとお思いの方もいらっしゃることでしょう。

上のような理由から始めた次第です。「小さな塾」の生徒たちも利用しています。

生徒たちにも聞きながらもっとこうした方がいいとか、もっと図をのせてほしいとか要望があります。


限られた時間の中でやりくりするのは限界もありますが、なるべく充実させていこうと思います。むしろこれまでの記事にこれからは図を加えたり、加筆したりするほうがよりわかりやすくできるかもしれません。

2016年7月5日火曜日

たなばた飾り

今日久々に街に出ました。私の住む場所は、町はずれの中山間地で、一番近くのスーパーまで4㎞あります。それでも集落には大手コンビニ3社の店がそろっている不思議なところです。

さて、出かけた街は10㎞ほど離れたところで、最近えきがリニューアルされ、見違えるようになりました。暑い日差しの中、歩いていると、うしろにささをのせている軽トラックを見かけました。

笹なんかどうするんだろうと、思いました。あっ、そうか七夕かとやっと気づきました。あさっては七夕でした。

七夕と言えば七夕飾り。私の出た小学校は毎年、教室を出た廊下に、七夕飾りをずら~と並べて壮観でした。そして風情がありました。季節も感じました。

このように日本には季節を感じる飾り付けがいくつかあります。外国のものまで取り入れて、今ではクリスマスやハロウィンまで取り入れられ、季節を感じるアイテム、デコレーションとして定着しています。

ここ数年、私の住む地域では77日には雨にたたられています。このところ晴れが続いていますから、今年あたり、織姫と牽牛は出会えないでしょうか。