20世紀の美術に関して練習問題をさらに作りました。
問1.次の文の( )に適当な語句を入れよう。( )内に選択肢のある場合には正しいほうを選んで入れよう。
ゴッホやゴーギャンなどの時代を経て時代は20世紀の美術の世界となります。19世紀の末から(①アールヌーヴォー ロココ)の時代になります。印象派のあとは色や形はより自由に広がりを示すようになってきます。
絵の世界は画家の心の中に思い描いたものを表現する要素が中心となってきます。自分が感じたものを絵として表現するために、自由に形を変えたり、自然とは違う色を示したりもするようなります。こうした動きが世界に広がります。これこそアール・ヌーヴォーとの芸術運動です。花や植物・動物などの形などをモチーフにしたデザインや装飾などが好まれました。
それとはべつに、新しい動きとして美術の常識を打ち破る動きが起こりました。アンリ・マチスの( ② )(野獣派)やジョルジュ・ブラックやピカソなどの( ③ )もそういった流れの中の美術です。
そして③はもはや自然の形状を示すことから離れて、(④抽象 具象)芸術、そしてシュールレアリズムへとつながっていきます。
さらに現状の芸術の枠を打ち壊すという意味合いのある(⑤新古典主義 ダダイズム)などが起こります。
戦後の芸術は作家の意図や考え方などが重要とされるようになりました。芸術の価値観が変わりました。作家の込めたものを感じ取ったり、興味深い形をおもしろがったりする芸術がはじまりました。
ジャクソン・ポロックは、絵の具をたらして描いて偶然に生まれる面白さをキャンバスに表現しました。これを( ⑥ )といいます。
それからマルセル・デュシャンはただ便器を置いただけの「泉」という作品で人々を驚かせ、注目を集めました。
またアンディー・ウォーホルはスープ缶をいくつも画面に並べた作品を作りました。誰もが知っている既製品に表現を加えることで社会の一面を表そうと試みました。これを( ⑦ )といいます。
答え ①アールヌーヴォー ②フォービズム ③キュビズム ④抽象 ⑤ダダイズム ⑥アクションペインティング ⑦ポップ・アート
0 件のコメント:
コメントを投稿