2017年10月19日木曜日

鉛筆デッサン

鉛筆でデッサンするときの方法を説明します。

デッサンはモデルや対象となるものの形や質感を、鉛筆や木炭などの画材を使って、線描で表現する技術です。

対象をよく見て、正確に形や明暗を表現していきます。その際に明暗を表すには、線の方向を考えて描きます。薄いタッチですと淡い色を表現できます。

徐々に濃い色で表現したい場合には、線描の方向を変えて線を引いていきます。

このように線を引く方向を縦だけ、縦と横、斜めを加えるという風にしていくと、濃淡のグラデーション(階調)をつくることができます。

影の表現や光の当たっている場所を見極めることは対象の特徴を捉えるうえで大切です。

ものによっては、透明なもの、柔らかなもの、光を反射するものなど、デッサンで表現するうえで工夫の必要なものもあります。











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2017年10月18日水曜日

クロッキーの描き方

人物のクロッキーをするときは例えば10分間ポーズをしてもらって、そのポーズの特徴をつかむ練習をします。

細かいところは気にせず、人体の大まかな形の特徴をつかんで描きます。


コツとしては頭の大きさを決めたら、そのほぼ5~6つ分の体の部分があります。したがって頭を大きく描きすぎると全身を紙の中に収めることができません。


形がとりにくいときは、まず頭からちょうど布をかぶったように線をとります。その中に人物がいるようなイメージです。布が当たっている部分は飛び出ている部分です。


頭のてっぺん、肩、腕の一部などが布が当たる、つまり飛び出ている部分です。 それから腕の長さは両腕を横に広げた長さがちょうどその人の身長と同じ長さです。


こういった体の各パーツの長さをつかんで知っておくと便利です。 目や鼻などはその位置だけで、細かな部分はクロッキーでは描きません。


続けて練習していると、徐々に人物をかたまりで捉えることができるようになってきます。 そうなると時間を短くしていき、35分ぐらいで同じものが描けるようになってきます。

2017年10月17日火曜日

レタリング練習問題

レタリングに関して練習問題を作りました。

1.次の文の( )に適当な語句を入れよう。( )内に選択肢がある場合には正しいほうを選ぼう。


レタリングとはポスターなどの表現の際に文字を( ① )することをいいます。そこで用いる字体には、( ② )体と( ③ )体がよく用いられています。

体は、縦線は(④細く 太く)書きますが、横線は細く書きます。そして横線のと目の部分には( ⑤ )と呼ばれる三角形の山型がつきます。このかたちはちょうど習字を書くときのとめの形に似ています。

はねにも特徴があります。跳ねる部分や払いの部分には注意が必要です。


体は、縦線も横線もほぼ(⑥異なる 同じ)太さで書きます。こちらは新聞の見出しなど目立たせたい場合によく用います。②体と違い、横線の右側には⑤はつきません。

ただし、いくつか注意するところがあります。たとえば「口」、「日」などの(⑦横 縦)線の下部分は少し出して書きます。それからはらいは独特の形になります。

レタリングをするときには、まず文字の配置を決め、文字を入れる( ⑧ )の枠を配置します。漢字に比べてかなは少しだけ(⑨大きく 小さく)します。

それから手書きで骨組みを描き、それに肉付けしていきます。この段階で明朝体とゴシック体で違ってきます。画数が多い字は(⑩太 細)めに肉を付けます。

それから絵の具などの画材で、枠から(⑪内 外)側に塗っていきます。


答え ①デザイン ②明朝 ③ゴシック ④太く ⑤うろこ ⑥同じ ⑦縦 ⑧四角 ⑨小さく ⑩細 ⑪内

2017年10月16日月曜日

構図とは

絵を描くときは自由な気持ちでのびのびと描くのがいちばんです。でもその中にあってみる人にあるねらい通りの感じを持ってもらえるいくつかの基本があります。構図もそのひとつです。

構図は例えば画面の全体をある統一感をもった骨組みをもつようにすることです。こうした構図を取り入れることで、絵の主題にあった構図になるようにします。そして画面にバランスが生じるようにします。以下にその具体的な例を示します。

(1)水平線構図
これは絵の中でよく取り入れられている構図です。風景を描く際の基本になります。横に広がる地平線や水平線を左右に広がるように描くことで空間が左右に拡がりが続いているように感じます。

(2)対角線構図
1点透視図法などはある1点に画面が収束していきます。視点は自然にその収束する場所に集まります。したがってその空間の奥行きを感じ取ることができ、遠近感を強調することができます。

(3)三角形構図
安定感のある構図です。風景画、人物画、静物画いずれでも取り入れることで、画面から落ち着きを感じることができます。

(4)垂直線構図
上下の方向に空間が広がる様子が感じ取れます。


2017年10月14日土曜日

木彫をつくる

前日に説明した「木で作る工芸品」のところで説明した部分と一部で重複するかもしれません。

木や石を彫ることを彫造(ちょうぞう)といいます。前回の粘土で像を作る塑像(そぞう)と違って彫りすぎたからといってつけ足すことはできません。そこが彫造の少し難しいところかもしれません。

木を彫るときにはいくつか気をつけることがあります。木は自然のものですから、その材質は一様の性質ではありません。場合によっては節があったり、木目が詰まったところは堅かったりしてとても彫りにくいです。

しかしそれだけ木に独特の味わいが出せます。無事に彫り終えたときには作品に愛着が増すことでしょう。

木彫に使う木は、ヒノキ、クスノキ、カツラ、ホオ、サクラなどがよく使われます。彫りやすく手に入りやすいのと、いずれも木目などが美しいからです。

木彫は木づちとのみで彫り進めます。最初は大まかにあら取りをします。その際はのこぎりなどを使っても構いません。彫りの途中でも形を整えるためにデッサンをし直すこともあります。

木の場合気をつけないといけないことがあります。のみは刃表を彫り残す側に向けて使います。裏を使って彫ると木の木目に逆目になると刃が深く入りすぎます。ささくれをつくってしまいやすいので注意します。

木彫の場合はふつう、彫りあとの風合いを生かすためやすりがけなどはふつうしません。先日の木の工芸品の場合にはやすりがけをすることがありますが、この木彫の場合には彫り跡をそのまま生かすようにします。


したがって、仕上げに向かうにつれて、彫りを細かくして彫り出していきます。細かいところは彫刻等や切り出し刀を使って彫ると彫りやすいです。


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2017年10月13日金曜日

風景画練習問題

風景画に関しての練習問題です。理解の確認に使ってください。


問1.クロッキーについての次の文の( )に最も適する語句を入れよう。( )内に選択肢があるときには正しいものを選ぼう。


風景画を描くときには、ポイントがあります。基本的に風景画については( ① )法を使って描きます。


法は、近いものは(②大きく 小さく)、遠くにあるものは(③大きく 小さく)します。これは(④線遠近 空気遠近)法といいます。


それに対して近くのものは(⑤淡く はっきりと)、遠くにあるものは(⑥淡く はっきりと)描くことがあります。こちらは(⑦線遠近 空気遠近)法といいます。レオナルド・ダ・ビンチはこの手法を使ってモナリザなどの名作を製作しています。


そして絵の風景の奥行きをあらわすために、( ⑧ )景・中景・( ⑨ )景の一部が重なり合うように描くと、絵らしくなります。


それから野原、田畑、川や湖、山なみ、地平線などの( ⑩ )線を描く際には、近くにある場合には間隔を(⑪広く 狭く)します。その一方で遠くにある場合には間隔を(⑫広く 狭く)して距離感を出します。


またこれは着色の際に注意することですが、目でみて飛び出してくるように見える( ⑬ )色と、見ると後退していくように見える( ⑭)色を組み合わせると、同じように奥行きの( ⑮ )を表すことができます。



答え ①遠近 ②大きく ③小さく ④線遠近 ⑤はっきりと ⑥淡く ⑦ 空気遠近 ⑧遠 ⑨近 ⑩水平 ⑪広く ⑫狭く ⑬進出 ⑭後退 ⑮広がり

2017年10月12日木曜日

模写をしてみる

絵を描く上で、さまざまな技法を学ぶことは大切です。その際に名作を残してきた画家の絵を模写する方法があります。

模写をすると、画家がその絵をどういう意図で描いたのかがよくわかります。観察して
絵のデッサンの構図、筆のタッチ(筆触)や、色使い、色の重ね方などを知ることは、とても勉強になります。

その際に画家が作品を書いたときの様々な資料について調べて画家がどういう気持ちでその絵を描いて、何を表現し主張したかったのかを捉えることも大事です。

このように模写をするのは何も絵の技法を学ぶだけでなく、画家が絵を描くことを通して何を表現したいと思っているのか、その画家になった気持ちで描いてみると自分の絵の表現が上達します。

模写は自分の絵を確立していくための一歩として、大変充実した方法のひとつです。

慣れないうちは、トレーシングペーパーを使い画集などの絵をトレース(輪郭をなぞる)します。細かいところはます目を入れるなどして位置を確かめて、輪郭を描く方法が簡単です。


それに着色するときもなるべく元の絵と同じになるように、技法を確かめて描きます。


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2017年10月10日火曜日

レタリング練習問題2

文字のデザインのレタリングについての練習問題です。

1.次の問いに答えよう。

(1)文字をレタリングするうえで、ふさわしいものには○、そうでないもには✖をつけよう。
 ①( ) ゴシック体の横書きには「うろこ」をつけます。

 ②( ) 明朝体の縦の点画は細く描きます。

 ③( ) 明朝体の「はらい」や「はね」は、筆でかく様子を元にしています。

 ④( ) 明朝体のほとんどすべての点画は同じ太さで描きます。

 ⑤( ) ゴシック体の点は、しずくの形でなく、ほぼ四角く描きます。

 ⑥( ) 「永」の字の4画目の「トガリ」には、ゴシック体でもでっぱりをつけます。

 ⑦( ) 寄席や相撲の文字は、伝統的な字体のフォントといえます。

 ⑧( ) 案内状やポスターの文字のサイズや太さには、同じものを使った方が、見やすいです。


答え(1)①✖ ②✖ ③○ ④✖ ⑤○ ⑥○ ⑦○ ⑧✖

2017年10月9日月曜日

ドライポイントの練習問題

ドライポイントの練習問題です。

問1.次の問いに答えよう。

(1)ドライポイントを彫る道具を何といいますか。

(2)(1)の道具で彫る版は通常、何の材料ですか。次から選んで記号で答えよう。
 ①銅板  ②塩化ビニール板 ③木の板  ④石板

(3)ドライポイントは、凸版、平版、凹版のうちのどれになりますか。

(4)ドライポイントの版画における特徴は何ですか。つぎからもっとも適する文を記号で選ぼう。
 ①木目の自然な感じや彫りあとなどで味のある表現ができます。
 ②細かな陰影や形状などを精密に描き分けることが可能です。
 ③精密ではっきりしたインパクトのある表現が可能です。

(5)ドライポイントの版についたインクを紙に移すうえで必要な道具をあげよう。

答え (1)ニードル (2)塩化ビニール (3)凹版 (4)② (5)プレス機





2017年10月8日日曜日

仏像の鑑賞

庭のケヤキの木が大きくなりました。しかし昨年夏の台風の際に太い枝が折れてしまいました。そこで丸太にして、軒先に置いて乾燥させています。小さな仏像を彫刻してみようと思ったからです。

さて、仏像は日本に伝わる前から仏教の教えに付随して、アジア各地に広がっています。したがって、日本に伝わってから、日本独自の文化の影響を受けて洗練されてきました。

仏の形をこのようにも多様で、さまざまに表現することが可能なのかと思うことがあります。そして共通するのは仏の姿からさまざまな思いが伝わってくることです。

作り手や信仰する人々の間で、歴史を経て連綿と伝えられてきたということに、時間の流れを感じるとともに、仏像を通じて人の心の中の思いの共通性をも感じることができます。

皆さんも身近な地域にあるお寺や博物館、美術館の仏像を鑑賞してみましょう。どんな思いでその像が作られたのか、思いをはせてみましょう。

有名な仏像をいくつか紹介します。

(1)釈迦三尊像(法隆寺)
飛鳥時代の7世紀に作られた古い仏像です。聖徳太子の姿を移したともいわれています。7世紀に鞍作止利 (くらつくりのとり)の作とされています。国宝の銅像です。

(2)阿修羅(興福寺)
奈良時代のこの像は8世紀に作られ、腕が6本、顔が3面ある姿です。皆さんぐらいの若い顔つきをしています。ふっくらしたほほに表情が真剣そのものです。国宝の乾漆像です。

(3)薬師如来坐像(薬師寺)
この像は7~8世紀に製作されました。銅には鍍金されていました。製作当時はきらびやかだったことでしょう。白鳳時代のものです。均整のとれた像です。

(4)阿弥陀如来像(平等院鳳凰堂)

平安時代の11世紀、仏師、定朝(じょうちょう)の作です。優しく穏やかな表情の仏像です。最も古い寄木造の像です。国宝の木造です。この像はとりわけ姿がよく、このあとしばらくこの定朝の仏像に似せた像がいくつも作られたといわれています。



2017年10月7日土曜日

美術の学習の3つのポイント

今日は美術を学習する際のポイントを3つあげます。

 実技…うまくなくてよいから熱心にていねいに取り組む。提出日を守る。
 授業…まずは出席。ポイントをよく聞く。授業態度や忘れ物に注意。
 テスト…授業中のプリントやノートを中心に学習。

 実技の取り組み方
まず、①の実技から説明しましょう。美術ですから絵を描いたりデザインしたり版画を作ったりします。

まずは熱心に取り組んでみることです。たとえば先生はスケッチだったら描く上でのポイントを前もって説明されるでしょうから、それを織り込むように描くテーマを決めます。

あとは一心不乱に描いていきます。 評価は興味を持って取り組んだか、テーマを理解しているかとか、ねらいの表現ができているかなどがポイントになります。

のびのび素直に表現すればよいですし、無理に細かく描く必要もありません。

現在の美術はうまいとかへたとかは評価の基準ではありません。大部分の先生はそこのところは十分把握されて先生をされています。

「熱心に興味を持って取り組む」これが何よりです。逆に乱雑なもの、提出遅れ、途中までしか進んでいないなどは評価が低くなります。

慣れてくると画面への配置や構成、構図、色使いなどを工夫してみましょう。新聞や広告の写真・デザインなど効果的な配置や色はどうしたら効果的かとか考えてみます。

それから、普段から身の回りの自然の形や色に注意を払って観察してみると、同じ木の葉でも日の当たっている部分と影になっている部分では緑色はどう違うかなど新たな発見があるはずです。

たとえば絵の具ひとつとってみても、緑の絵の具に茶色を混ぜると自然な木の葉の色ができるとか、油絵の具なら黄色に黒を混ぜると緑ができるなど面白いです。

一度、面白さがわかるとものづくりの好きな人は時間を忘れて没頭することもあるでしょう。

 授業について
次に②の授業についてですが、まず学校に来れているならしっかりと出席します。

これはどの教科でも共通して言えることですがとにかく出席することです。 そして先生の話を聞いてみることです。

先生たちはその道の専門の大学をどなたも卒業して先生になっています。真剣に聞いてみれば結構面白いじゃんということもあるはず。

そういった専門を勉強された方のお話を聞けるわけですから、本来なら退屈しないはずです。

そして発表の機会があるならものおじせずに答えてみてください。きっとたいして構えるほどのことじゃなかったと気づくはずです。 話を元に戻しましょう。

 テスト・試験について
はテストでした。3番目に持ってきたのは、美術の先生によってはテストの評価の比率をそんなに高くしていない先生もなかにはいらっしゃるからです。

体育などのほかの実技教科についても、先生によっては出席と実技を重視している方もいらっしゃるようです。とはいっても平均よりは上のほうがずっといいですよね。

美術の試験は前もって試験範囲を指定されますから、その教科書や資料集のページや配られたプリントについてよく読んで理解し、練習問題などがついていればそれを解いてみて理解できるかチェックします。

忘れないようにそういった問題を何度か解いて定着を図ります。 特に練習問題をもっていないときは、市販の参考書や問題集を解いて確認します。

ポイントをつかみづらい人はこういった参考書などを入手するのもよいでしょう。

でも多くの美術の先生は、ご自分で板書されたりプリントなどを準備なさったりして、それを中心に試験を出されることが多いのではないでしょうか。

しっかりした先生ならば授業された内容からポイントをはずさずにテスト問題を作られるはずです。そうした資料から1学期のテストを参考にして自分で問題をつくってみて解けるかどうかやってみましょう。

どれもあたりまえじゃんというようなことじゃなかったですか。その通りです。 美術の学習の3つのポイントでした。

2017年10月6日金曜日

木彫に関する用語 

木を彫る上で様々な技法があります。それらの用語についてまとめました。

木彫には彫刻刀を使います。彫刻刀の種類ごとにその用途や特徴を説明しました。

(1)丸刀:広い面を彫る。柔らかい線をつくる。
(2)平刀:広い面を彫る。ぼかすような表現ができる。
(3)三角刀:細くて鋭い線をつくる。
(4)切り出し(刀)細かい線をつくる。文字や輪郭線を彫ることができる。

木の彫り方の方法について説明したものです。それぞれ陰刻と陽刻といいます。
(1)陰刻:輪郭線の周りを残し、輪郭線を彫る彫り方。
(2)陽刻:輪郭線を残しつつ、その周りを掘り下げる彫り方。


木彫での彫り方について説明しました。それぞれの彫り方の種類について説明します。
(1)石目彫り:刃の丸みでを生かし細かい石垣のように模様を彫ります。
(2)線彫り:線の上やその周囲について彫り、線の調子を生かす彫り方です。
(3)かまぼこ彫り:仕切り線の内側部分をなだらかに角を丸くする彫り方です。
(4)薬研(やげん)彫り:薬をくだく薬研という道具の形(V字型)に彫る彫り方。
(5)浮き彫り:線彫りのあと周囲を彫り、中央を高くする彫り方です。
(6)片切り彫り:たて込み(60°程度)をして、その逆から仕切りを入れる彫り方。
(7)菱合い彫り:片切り彫りを2つつけ、中央に三角の山ができる彫り方です。
(8)面取り:木の角を削って面を作る彫りをいいます。





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2017年10月5日木曜日

水彩画の技法

水彩画には大きく分けて2通りあります。

ひとつは透明水彩です。皆さんが小学校以来やってきた描き方だと思います。それに対してもうひとつは不透明水彩です。こちらのことをグワッシュともいいます。

透明水彩は、絵の具を重ねると、最初にぬったほうの色が透けて見えます。

これに対して不透明水彩では、下にぬった色は見えなくなり、重ねて色をのせていくことができます。

アクリル絵の具やポスターカラーは適切な濃さでぬっていくと、不透明水彩として、乾かしながら重ね塗りしていくことができます。特にアクリル絵の具はいったん乾くと水に溶けなくなるので、重ね塗りが必要なときにはこちらがよいです。

重色
水彩絵の具は乾かしながら普通は塗っていくと色がにじみません。この塗り方を重色といいます。絵の具の濃淡を変えて重ねることができます。さらに地の色を変えると色みが変化します。

混色
もともと絵の具のチューブに入っている絵の具を混ぜて使うことを混色といいます。混色することで、中間色にあたる色を作り出すことができます。混ぜる比率を変えることで、その中間色の色みを変えることができます。

ただし、あまりに多くの色を混ぜると彩度が低下してしまいます。彩度を落としたくないときには点描で描く方法もあります。

水彩画の技法

点描
様々な色の点で絵を描いていく描法を点描といいます。

ドライブラシ
乾いた筆に、濃い絵の具をつけて、紙の上でかすれさせて描く描法をドライブラシといいます。

ぼかし
絵の具を紙に置きます。その絵の具が乾かないうちに、水をつけた別の筆でそのそばをなぞると、色の濃淡のグラデーションをつくることができます。これをぼかしといいます。

にじみ
紙に水か絵の具を置きます。それが乾かないうちに、べつの筆に違う色(濃さ)の絵の具でそばをなぞります。すると色が混ざり合う模様が生じます。これをにじみといいます。

洗い出し
いったん紙に絵の具を置いた後、水を含ませた筆や布などで絵の具をすくい取ります。これを洗い出しといいます。

時間のある人はいわさきちひろの描いた作品をごらんになると卓越した水彩の表現の素晴らしさを楽しむことができます。



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2017年10月4日水曜日

レタリング練習問題2

レタリングに関して練習問題をさらに作りました。

1.次の問いに答えよう。

(1)文字をポスターなどにデザインすることを何といいますか。

(2)(1)の作業で用いる書体にはどのようなものがありますか。代表的な2つの書体を上げよう。

(3)横線の右隅に「うろこ」と呼ばれる形状のものがつく書体をあげよう。

(4)(3)の書体は縦線と横線ではどちらが太いですか。

(5)(1)の作業をするうえで、漢字とひらがなではどちらを少しだけ大きくするとバランスがよくなりますか。


こたえ (1)レタリング (2)明朝体とゴシック体 (3)明朝体 (4)縦線 (5)漢字

2017年10月3日火曜日

構成美の要素 練習問題3

構成美の要素についての練習問題です。

1.次の構成の要素とは何か答えよう。

(1)構成する要素のかたちや色が、同じものが繰り返されている中で、ある部分だけに、目を引く色やかたち、線などが存在することで、全体が引き締まって見えるようになります。たとえば、ポスター、広告、団体のロゴマークなどにみられます。

(2)構成する要素のかたちや色が、同じものが繰り返されている中で、色やかたち、線などが躍動して見えたり、美しい模様として感じられる構成の要素です。たとえば、着物や服、壁紙などの模様に見られます。

(3)連続的に形や、点、面などが変化します。濃淡や色調が変化する場合もあります。そうした連続性の中に美を見出すことができます。本の装丁や包み紙などにみられることもあります。

(4)例えば、左右対称に同じデザインが使われていることで、つり合いが見られ、安定感が得られることがあります。建物の外観や乗り物を正面から見たとき、日用品などにそうしたデザインのものが多いです。使いやすさや扱いやすさにつながると考えれらます。上下に対称になったり、点対称になったりするデザインも含まれます。

(5)大きさの違う2つのキャラクターをならべたデザインをすると、どこかその両者に親しみや親近感があるように感じます。このように比率を変えてデザインする構成があります。



答え (1)アクセント (2)リピテーション (3)グラデーション (4)シンメトリー (5)プロポーション


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2017年10月1日日曜日

人物画のポイントに関する練習問題

教科書や資料集を熟読してから、以下の問題で理解できたか確認しましょう。

1.人体についてはある寸法に法則があります。次の文の( )に適当な語句や数字を入れよう。
ふつう( ア )の大きさを1とすると身長は( イ )の比になります。
手を真横に広げるとほぼ( ウ )と同じです。
腕から( エ )まで、( オ )の長さ、頭の大きさはいずれもほぼ同じです。
眉間の位置は頭の大きさのちょうど( カ )分の1です。

答え ①ア)頭 イ)7 ②ウ)身長 ③エ)ひじ オ)足 ④カ)2

2.人物画を描く上でポイントになることがあります。次の文の( )に適当な語句を下の選択肢から選んで入れよう。

人物画の構図は、横向きでしたら向いているほうをすこしだけ( ① )にとると落ち着いて見えます。前向きの場合には( ② )像がよく用いられます。

頭だけの( ③ )像の場合には頭の上の空間を少しとり、首も描くようにします。全身像の場合には必ず( ④ )が入るようにします。頭やつま先を切ってしまってはよくないです。

そして描く人物の表情だけでなく、その人物が持っている感情や( ⑤ )が表せるようになるとその絵は成功しています。少し上向き、少しうつむき加減など感情にふさわしい( ⑥ )になるようにいろいろ描き比べてみましょう。

そういった内容を効果的に表現するには、( ⑦ )に注意を払うといいでしょう。( ⑧ )い色にするとソフトな感触を与えることができます。逆に( ⑨ )い色や反対色をバックに置くなどすると強く激しい様子を添加することができます。

選択肢: 色彩 淡 濃 全身 内面 広め 胸 頭  表現 


答え ①広め ②胸 ③頭 ④全身 ⑤内面 ⑥表現 ⑦色彩 ⑧淡 ⑨濃 



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2017年9月30日土曜日

木彫の技法の練習問題

木彫の技法について具体的な彫り方に関する練習問題を作りました少し難しいです。

1.次の文の( )に適当な語句を入れよう。

( ① )彫りの彫り方
(1)彫りたい部分の中央に、切り出し(刀)で切り込みを入れます。
(2)その切り込みを入れた線( ② )に向かって、丸刀や平刀で( ③ )向きに彫っていきます。ちょうど線が彫刻刀の動きを止める役割を果たしてくれます。線の反対の方からも同じように彫ります。
(3)全体のバランスを見て、細かく彫刻刀で調整しての形に彫ることができます。

( ④ )彫りの彫り方
(1)( ⑤ )線の上を三角刀で線彫りをします。
(2)線彫りしたところの上の部分について切り出しで仕切りをします。そして丸刀などで( ⑥ )彫りをします。同じようなリズムで彫りをすると美しく彫れます。
(3)その他の場所についても調子を見ながら、かまぼこ彫りなどで仕上げます。

答え ①薬研 ②仕切り ③斜め ④浮き ⑤下書き ⑥片切り 


2017年9月29日金曜日

ドライポイント練習問題2

ドライポイントについての練習問題をさらに作りました。

1.次の問いに答えよう。

(1)ドライポイントは凸版、平板、凹版のうち、どの版画の方法になりますか。

(2)ドライポイントで下書きで描いた線は、版画の紙に刷ったときには白い部分になりますか。それとも黒い部分になりますか。

(3)ドライポイント同じ版画の方法をとるものが次のうちひとつあります。記号で選びましょう。
 ①シルクスクリーン ②エッチング ③リトグラフ ④コラグラフ

(4)ドライポイントは、塩化ビニールなどのうすい板を、先がとがった針で彫ります。この針のことを何といいますか。

(5)ドライポイントの場合、インクが入るのはどの部分ですか。次のうちから記号で選ぼう。
 ①彫り残した部分 ②彫った部分 ③彫り残した部分と彫った部分

(6)ドライポイントで、インクをしっかり彫った場所に入れるためには、彫る際にどのように彫ればいいですか。

(7)ドライポイントで塩化ビニール板にインクを入れた後、刷るまでの間に行う必要がある操作を書こう。

(8)ドライポイントなど凹版でする際に使う機械を何といいますか。

(9)ドライポイントのように、版を直接彫る版画を何といいますか。

答え (1)凹版 (2)黒い部分 (3)② (4)ニードル (5)②
(6)ニードルを立てて使う (7)余分なところについたインクをしっかりふき取る。(8)プレス機 (9)直接法





2017年9月28日木曜日

モダンテクニックに関する練習問題

様々な絵を描く表現に使う技法の練習問題です。各技法の名前をその特徴とともに覚えましょう。

問1.次の説明文は様々なモダンテクニックに関するものです。それぞれ何という技法ですか。

木の木目、石のざらざらした面、皮の模様を紙の上から鉛筆や色鉛筆などで塗ってその浮き出た模様を写し取る技法です。

様々な模様や文字の入った英字の新聞、包み紙やポスター、カレンダー、写真、雑誌などの一部を切り取り、貼っていき一つの作品にします。張ったものの上へ、色を塗ったり、ニスやラッカーを塗ったり、絵を描いたり、文字を入れたりすると雰囲気が出ます。

絵の具を紙に置いていき、乾かないうちに折りたたんでできる模様を作品にします。

油絵の具や墨を平たい容器に入れた水に流し込みます。表面に棒などで模様を描きます。流行したラテアートのようなふうに模様を描きます。水の表面に絵の具の模様ができますからそこへ紙を水面に置いてそっと引き上げますと、絵の具は紙のほうへ移し取られます。マーブル模様などが描けます。

紙の上で、網目の模様の金網やプラスチックなどに、絵の具をつけた歯ブラシなどをこすりつけます。すると細かな飛沫になって絵の具が飛び散ります。

紙に絵の具たらします。乾かないうちに、その絵の具に息を吹きかけたり、紙を傾けたりして流れる模様を描きます。偶然様々な模様が描けます。乾いてから重ねていくこともできます。


答え ①フロッタージュ ②コラージュ ③デカルコマニー ④マーブリング ⑤スパッタリング ⑥ドリッピング

2017年9月27日水曜日

構成美の要素とは

さまざまなものの形、色や材質などをそれぞれ「要素」といいます。そしてそういったものを作り出すことを「構成」といいます。美術ではこれらを盛んに利用して絵やデザインがつくられています。すでに絵を描いている人は、ほとんど意識しないで使っている手法ばかりです。

形や色を組み合わせて、並べたり組み合わせたりして絵画、彫塑、デザインを作るための重要なものばかりです。

ここでは色面の構成美の要素についていくつか紹介します。

対称(シンメトリー)
小学校や中学校の数学の図形のところで出てきた線対称や点対称のことです。美術では左右を対称にしたり、180度回転させたりすることで生じる効果を利用します。
シンメトリー

律動(リズム)
色や形などが連続して変化していく様子を描いたり、③のリピテーションの繰り返しの一部を工夫して動きや変化を加えたりして表します。
リズム

繰り返し(リピテーション)
基本的な形を画面上に配置して画面全体に変化が出るように工夫して並べます。
リピテーション

階調(グラデーション)
よく使う色面の技法のひとつで、色や形をある基準で変化させていくものです。特に色を段階的に変化させていくものが使われます。
グラデーション

対比・対立(コントラスト)
反対の形や色を組み合わせることで、いずれも引き立て合う効果をねらう表現です。
コントラスト

比率・割合(プロポーション)
大きさや形を縦横の比や大きさを組み合わせて表現します。
プロポーション

強調(アクセント)
単調な構成をある一部分のみ色や形を変化させて、注目させて全体に締まった感じにする効果を出ます。
アクセント

つり合い(バランス)
形や色を組み合わせて左右は違うけれども、つり合いが取れている状態をつくります。左右が全く同じなら①の対称になります。
バランス




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中学 実技4科 得点UP問題集: 内申書で差がつく (中学得点UP問題集)

2017年9月26日火曜日

色の塗り方

下絵を描き終わって、さあ色塗りをしようとすると、どうもうまくいかないという方は、お読みください。


色を塗るにあたって、色でもう一度絵を描いていくという気持ちでいるといいかもしれません。それにはアクリル絵の具は乾くと重ねて塗ることができるので、その目的には使いやすいでしょう。


風景画などでしたら、対象の自然や風物の様子をよく観察しましょう。どんなかたちで、どんな特徴があるかよくみて、そのものの特色をどうしたら色で表現できるか考えます。


したがって見たとおりの色である必要はありません。もちろん、見たとおりに近い色で塗る絵の描き方もあります。


しかし、風景画の場合でしかも自分が表現したいものをその風景をみた感動や興味の対象を表すためならば、何も見たとおりの色のままである必要は全くありません。


このほうがより見た人にその感動が伝わりそうだと思えば、空は青であることは必然ではなくなります。他の色で構わないでしょう。


そしてその自分なりの色をのせたならば、その色がもっとも映える色をまわりにおいてみるといいです。


こうして画面全体に統一感や物語が感じられるならば、言い方を変えれば伝えたいものが伝わるならば、その絵は完成していると言えるでしょう。
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2017年9月25日月曜日

遠近感の表現法(図入り)

さまざまな絵を描いていて、遠い場所と近くの違いをしっかり表したいなときっと思うことでしょう。その技法について紹介します。図をようやく描くことができましたので、もう一度投稿します。


ある風景や物体について遠近法を使って距離感や空間の広がりを感じさせるように、平面を描くにはいくつかの方法があります。
1一点透視図法
まず一点透視図法です。消失点となる点が水平線上のある一点に集まっていく描き方です。

道路や街路樹などまっすぐに水平線のかなたに続く様子を表す際に用いられる手法です。レオナルド・ダ・ビンチの「最後の晩餐」などはこの描法です。画集やネットで画像を見ることができたら見てください。中心にいるキリストの頭のところに消失点が来ます。

2二点透視図法
次に1つの水平線の両方の端に消失点がひとつずつある二点透視図法です。直方体の物、例えばビルや建物を描く際にはそのかたまりを表現しやすいです。立体感も感じやすいです。

3三点透視図法
三点透視図法は、(2)の二点透視図法にように1本の水平線の両方の端に消失点がひとつずつある上に、さらに縦になる方向にもうひとつ消失点があります。カメラのレンズを通じて見たように遠近感が強調されます。迫力のある立体感を表したいときに使います。

4空気遠近法
最後に空気遠近法。遠くのものは濃い色ではっきりと描き、遠くにあるものは薄い色でぼんやりと描くことで遠近法を出します。ルネッサンスの時代にはレオナルド・ダ・ビンチが研究したといわれています。実際に「モナ・リザ」の背景に使われています。

この4つを図法をおもに中学校で習います。(4)については習わないこともありますが、趣味で絵を描く場合にはぜひ取り入れたい手法です。



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中学 実技4科 得点UP問題集: 内申書で差がつく (中学得点UP問題集)

2017年9月24日日曜日

レタリングのまとめ

生活の中では様々な文字に囲まれています。


レタリング

それらの文字は見やすいようにデザインされて機能美を持ちます。こうした文字をデザインすることをレタリングといいます。

レタリングにはいくつかの決まりごとがあります。基本的な要素を学ぶと、見やすく訴える力のある文字にすることができます。

レタリングの事態は数多くあります。基本的なものとしては下の図のような(A)明朝体と(B)ゴシック体があります。「永」の字には点画などがいずれも含まれており「永字八法」といいます。ここでも「永」の字でその字体の特徴を比較しましょう。

明朝体

明朝体とは名前が示すように中国の明朝に作られた古い文字からデザインした字体です。すっきりとして見えます。
(1)横の線を細く書くのに対し、縦の線は太く書きます。
(2)はねを独特の形にします。
(3)横の線のとめの部分と曲がりの部分に「ウロコ」をつけます。
(4)左はらいは先を尖らせますが、右はらいは特有の形になります。

ゴシック体

ゴシック体は点画の太さに差がない字体です。力強く見えます。
(1)縦横関係なく同じ太さで書きます。
(2)はねは明朝体とは異なる独特の形にします。
(3)横の線のとめはつけずに、縦の線のはじめなどには小さく「ウロコ」をつけます。
(4)左払い、ハネなどは太いまま、先をわずかに尖らせます。


いずれの字体についても漢字よりひらがな・カタカナをわずかに小さいポイントにするとバランスがとれます。しかもヒラガナ・カタカナはいずれの文字も正方形には収まらない文字が多いので適宜かたちを調節します。アルファベットのIや数字の1など細い文字の字間は詰めてバランスよく配置します。


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2017年9月23日土曜日

粘土でつくる その2

粘土でさまざまな像をつくってみましょう。粘土のような形を自由に形作ることのできる素材を心棒などに覆ってつくる像のことを塑像といいます。

石や木を彫って作る彫像と比べて自由に削ったり足したりできますので、加工が容易です。

粘土には、次に示すようなものがあります。
*油粘土:油で練ったもの。そのまま置いておいても固まることがありません。
*水粘土:細かい粒子の土です。乾燥するとひびが入りやすいです。
*加工粘土:紙粘土や合成樹脂の粘土。扱いやすいです。

粘土は粘土板の上で扱います。そして粘土を扱う際には手も使いますが、それ以外にへらを使います。心棒は針金や木材にしゅろ縄や麻紐を巻いてしっかりと作ります。

こうした縄は粘土のつきをよくするために用います。そして心棒は粘土板にしっかり固定します。

粘土のつけはじめは、あまり細かいことにはこだわらないで、粘土を心棒にしっかりつけることを優先してつけて行くようにします。

つけた粘土の上に何度もへらでデッサンをし直しながら、修正を加えます。足りないところには粘土をつけ、多いところはへらで削ります。

そして、向きや形、方向などを様々な一から見て、部分と全体が調和するように作っていきます。

粘土を扱うときには基本的に耳たぶぐらいのかたさが一番使いやすいです。油粘土以外は水を加えてかたさを調節します。手にべたべたとついてくる粘土はやわらかすぎです。

製作の途中の像はぬれた布を巻きつけて、ビニール袋で覆い密封しておくと乾燥しにくいです。

2017年9月22日金曜日

絵が描けるようになりたい

絵を思うとおりに描けるようになりたい。多くの人は一度はそのように思うでしょう。

歌を上手になりたい。踊りを思うままに踊れるようになりたい。などこういった芸術に関することは一度はそう願うものです。

それにはどうしたらいいでしょう。私も自分のことを振り返って考えてみました。やはり「好き」になることがいちばんではないかと思います。

絵が好きな人はどれだけ描くことに時間を使っても苦になりません。そんなに自由な時間が合ったら思う存分描いてみたいと思っていた絵を描くでしょう。そして自分なりに充実した時間をすごすことができるでしょう。

それが一番だと思います。上手になったり、人が認めてくれたりするのはそのあとでチャンスが出てくるのだと考えます。やはり日々描き続けている人ほど上達もしますし、そうした目に留まる機会やチャンスも訪れやすいでしょう。

何も描かずしてチャンスから訪れてくるというようなことはほぼないに等しいでしょう。やはり、継続は力なりで、続けた人にはそれだけの蓄積ができます。これは他には変え難いことです。









2017年9月21日木曜日

風景画を描くとき 練習問題

風景画についても練習問題です。

問1.美術や風景画について次の文の( )に最も適する語句を下の選択肢から選んで入れよう。

(1)風景画を描くときは、なるべく早く描く(①)を決め、(②)に時間をかけ、力を出しきったほうがいいです。

描く場所は足場が(③)していることが大切です。また、画面に(④)があたらないことも大切です。

(2)描き方としては、まず手の指や見取り枠を使って風景を区切り(⑤)を決める。つねに全体と(⑥)の関係を考えながら製作を進めていきます。

また近くのものは(⑦)、遠くのものは(⑧)描いたり、補助線を使ったりして(⑨)ができるように工夫するといいです。

(3)色をつけていくときは、まず(⑩)に薄く色を塗り、しだいに色調を(⑪)ていきます。

そして色の重ね塗り(⑫)や混ぜ合わせ(⑬)を工夫し、明るい・暗いなどの表現や、(⑭)などの筆づかいの工夫も大切です。

そして何よりも大切なことは自然からの(⑮)を素直に表現し、自分が感じた色で彩色します。   

選択肢:感動 安定 生命感 新鮮 素直        
全体 部分 表現(製作)日光(太陽) 構図        
立体感 大きく 小さく 混色 重色 点描 強め弱め 場所

答え ①場所 ②表現 ③安定 ④日光 ⑤構図 ⑥部分 ⑦大きく ⑧小さく ⑨立体感 ⑩全体 ⑪強め ⑫重色 ⑬混色 ⑭点描 ⑮感動
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2017年9月19日火曜日

ドライポイントについて

凹版のドライポイントは、じっくりつくることのできる版画の方法のひとつです。

同じく凹版で、エッチングという手法もありますが、薬品を使ったり、手順が多かったりで少し難しいです。

その点、ドライポイントは塩化ビニールなどのうすい板を、先がとがったニードルで彫るという簡便さがあります。

しかも下書きした線にしたがって彫りすすめられます。さらに彫ったところにインクが入るので、刷り上ったもののイメージを予想しやすいです。

ニードルを使うので、非常に細かく、そして表現力豊かに彫り上げることができます。彫ったところが輪郭線のように黒く表現されます。

彫る際のニードルの使い方にコツがあります。インクをしっかり彫った場所にいれるためには、ニードルをしっかり立てて使うようにします。

凹版ですから、彫った場所にインクが入ります。したがって彫っていないところは白く抜けるべき場所です。

余分なところについたインクをしっかりふき取ってから、彫った場所だけにインクが残るようにします。

そして、紙とともにプレス機にかけて版を刷ります。刷る紙は湿らせておき、インクを吸うようにしてプレス機にかけます。

ドライポイントは、版を直接彫りますので直接法といいます。彫りが十分でないと感じた場合にはさらに版を彫り、もう一度インクをつけてプレス機にかけるようにします。

2017年9月18日月曜日

美術学習のポイント

このブログは皆さんに美術の学習と楽しみ方を学んでもらうためにつくりました。同時に美術大などに進学したい方には、美術とともに、他の教科の学習指導もできます(じつは学習塾も併設しています)。絵と勉強とのバランスなどアドバイスできるはずです。


さて、有効にこのブログを使ってもらうため、そして美術に親しんでもらうためのポイントを挙げました。いつもより長いですが、週末などに読んでください。

さて、音楽、美術、保健体育、技術家庭科は実技4教科といいます。これらの科目は皆さんが高校を受験する際に内申点で重要な教科です。最近はこの実技教科が高校入試の内申書で配点が大きくなっていく傾向にあります。

特に中1生の方は美術や保健体育は小学校でテストがなかったところが多いでしょう。ですから1学期などは試験勉強はどうやったらいいだろう、何をしたらいいのだろうという状態の人が多かったのではないでしょうか。

そして、1学期の実技教科の期末テストの答案が帰ってきて、点数を見てびっくりした人もいたのではないですか。今まで自分が経験したことのないような点数を取ってしまった人もいたでしょう。そういう人こそ続けて読んでください。

これからも実技教科のテストが節目節目であります。このブログにたどりつけたのを幸いと思ってください。せっかくですからこの機会に学習法を身に付けていきましょう。ここに美術を学習する上でのポイントを3つあげますよ。

実技…うまく描こうとしなくていいです。熱心にていねいに取り組み提出日を守ろう。

②授業…出席をこころがけましょう。よく聞く授業態度が大切で忘れ物をしないように。

試験…授業中に先生が配って説明したプリント、ノートを使った学習が中心です。

ますは①の実技から説明します。美術は絵、デザイン、版画などを描いたり作ったりします。最近の美術はうまいへたは関係なくなってきています。

むしろ自分が表現したいものを素直に描けているか、心に響いてくるものがあるかなどが大切です。上手に表現できて描けるに越したことはないですが、それよりもまずは熱心に取り組んでみることです。


先生はスケッチだったら描く上でのポイントを前もって説明されるでしょう。そのお話をよく聞いてそのテーマをしっかり織り込むように描くといいです。あとは一生懸命に描きます。

美術の評価は、テーマを理解して表現しているか、興味を持って熱心に取り組んだか、グループの場合にはチームワークをもって取り組めたかなどがポイントになります。のびのびと素直に表現すればよいです。無理に細かく描くような必要はありません。

先ほども書きましたが、現在はうまいとかへたとかは美術の評価の基準ではありません。大部分の先生はそこのところは十分把握されて先生をされています。「熱心に興味を持って取り組む」これが何よりです。逆に乱雑なもの、提出遅れ、途中までしか進んでいないなどは評価が低くなります。

慣れてきたならば画面への配置や構成、構図、色使いなどに目を向けてみましょう。そして自分なりでよいので工夫してみましょう。それと新聞や雑誌、ホームページなどの広告の写真・デザインなどをよく観察します。

配置や色はどのようにしたら効果的なのか調べてみます。このとき、クラスの仲間と一緒にやると違った見方があることに気づきます。

それから、身の回りの自然の形や色をいろいろと観察してみます。たとえば木の葉に日の当たる部分と影の部分で色はどう異なるかなどをよく見てみてください。新しい発見があると思います。

絵の具に目を向けてみましょう。緑色に茶色を混ぜると自然な木の葉の色が表現できます。油絵の具なら黄色に黒を混ぜると緑ができるなど自分で試してみると面白いです。一度この面白さがわかると、それを使って作品を作ってみたくなります。ものづくりの好きな人にとっては一番楽しい時間となるでしょう。

次に②の授業についてです。まず学校に来れている人ならばまず出席します。どの教科でも共通していえることですがます授業に出席することです。

そして先生の話を聞いてみましょう。先生たちは専門の大学をどなたも卒業して先生になっています。美術の先生ならば多くの方々は大学で美術を学ばれています。

そういった専門をじっくり勉強してこられた先生のお話です。そして先生に何か問われたらものおじせずに答えてみてください。きっとそれまでよりも美術に親しめるようになると考えます。

最後に③は試験についてです。先生によっては試験の評価の配点を高くしていない方もいるようです。他の実技たとえば体育の先生にも出席や実技の方の配点を大きくしている方もいらっしゃいます。皆さんの先生がたはどうでしょうか。

美術についての試験は試験の範囲はあらかじめ発表されます。たいていがその試験までの間で行った授業や実技に関することが中心になると思います。

したがって教科書、資料集やプリントを理解します。そして練習問題など(このブログも利用してください)がついていれば解いてみて理解が進んでいるか確認します。何度か問題を解いて理解できたか確認することが大切です。

特に練習問題がない人は、私のブログでは市販の参考書や問題集を紹介しています。中には私が利用して、生徒たちが学習に有用だと確かめてあるものもあり、書評などを書き加えることもあります。ポイントをつかみづらい人は参考書などを入手するのもよいでしょう。

先生は、板書されたりご自分でお作りになったプリントなどを中心に試験を出されることが多いのではないでしょうか。ベテランの先生は授業内容のポイントをはずさずにテスト問題を作られます。前に出題された試験問題は参考になります。自分で問題をつくってみるのもいいです。

どれもあたりまえのことばかりに感じるかもしれません。じつはその通りといえます。