2017年8月31日木曜日

色に関する練習問題

色についてよく理解してから、下の問題を解いて色について確認しましょう。

問1.下の図の1,3,5に入る色の名称をそれぞれ答えよう

色相環

  答え 1黄緑 2緑みの青 3紫 4赤 5黄みのだいだい

2 上のような図を何といいますか。また4の色の補色は何色か答えよう。

  答え 色相環(しきそうかん)、あおみどり

問3.上の図で2番のすぐ上隣りの色を絵の具で作りたいときに、混合すべき色を選ぼう。
 (1)きみどり (2)あか (3)みどり (4)むらさき (5)だいだい

  答え (3)
  解説 みどりみのあおから、あおみどりをつくるので、みどりをさらに加えます。

4次の問い適語を答えよう
 (1)色料の三原色をいずれもあげよ
 (2)色光の三原色をいずれもあげよ
 (3)(1)の3色を混合すると何色になりますか。
 (4)(2)の3色を混合すると何色になりますか。

  答え (1)シアン、マゼンタ、イエロー (2)レッド、グリーン、ブルー (3)黒 (4)白

問5.つぎの①~⑤の文の下線部で正しいものには○、間違いには×をつけよう
 ①彩度は色の鮮やかさの度合いです
 ②の三原色は、レッドマゼンダ、ブルーで
 ③明度とは、「赤みの色」、「青みの色」などの有彩色の色みを表す言葉です
 ④暗清色とは、白、黒、灰などの色みをもたない色を表す言葉です
 ⑤三原色は、他の色を混ぜてもつくることのできない色を表す言葉です


 答え ①○ ②×(マゼンダ ではなくグリーン) ③×(明度ではなく色相) ④×(暗清色ではなく無彩色) ⑤○

2017年8月30日水曜日

スケッチをしよう

過ごしやすい季節になってきました。スケッチに最適のシーズンになってきました。

学校でもスケッチをする機会があるでしょう。スケッチについてはこのブログでは以前にも紹介しました。

スケッチは、学校の先生からスケッチのねらいや注意点を授業中に説明されると思います。そのポイントをよく聞いて、必ずその視点で描くように題材を選びます。

自然の風景ばかりでなく、家々が立ち並ぶ様子や、田園風景、道路や商店、働く人々を入れることもあります。さらに学校の中のさまざまな場所やそこで活動する生徒たちを含めて描くこと場合もあります。

このようにそのときどきでテーマや題材があるはずです。自由に描いていいというときには、自分が日頃からここは絵に描くといいなあと見つけておくと探し回らなくていいです。

たいてい、そういった場所のなかから日陰や腰掛けて描くことができる安全な場所を選ぶといいです。車や人通りが多い中で描くことは困難ですし、危険でもあります。そういった場所は避けるべきです。

そして、近景と遠景というふうに、遠いばかりでもなく近くばかりでもない場所は絵としてのバランスもよく、いい構図の絵を描ける可能性があります。

いろいろな視点から風景を眺めてみることをおすすめします。日頃気付きにくい視点から描くと興味深い絵が描けることがあります。


2017年8月29日火曜日

色の説明

姉妹ブログのほうにまとまったものがありましたので、ここで引用します。

美術では色をたくさん使います。絵の具で塗る色だけでなく、映像や、自然の世界での色もさまざまです。色の基本について、美術では以下のようにまとめられます。

色の中で色みのあるものを有彩色といいます。それに対して色みのない、灰色や黒、白などを無彩色といいます。

色には、彩度、色相、明度の3つの要素があります。このことを色の三要素といいます。彩度とは色の鮮やかさのことです。灰色の混じっていない純色が最も彩度が高いです。色相とは色あいのことです。有彩色にはこの色みがあります。明度は色の明るさのことです。

純色に灰色が混ざった色を濁色といいます。純色に白が混ざると明清色、純色に黒が混ざると暗清色といいます。

有彩色を色味が似ているものを並べていくと、一回りして元の色になります。これを色相環といいます。色相環の中でちょうど反対側にある色同士を補色といいます。

色を混ぜてもできない色があります。それを三原色といいます。絵の具などの色料の場合には、(イエロー)、赤紫(マゼンタ)、緑みの青(シアン)が色料の三原色になります。これらを混ぜていくと明度が低くなります。このことを減法混色といいます。

これに対して色光の場合には、(レッド)、(ブルー)、(グリーン)を色光の三原色といいます。これらを混合すると白い光になります。混合で明度が高くなるので、加法混色といいます。








2017年8月26日土曜日

色相環について

色相環についていま習っている人は復習に読んでみてください。

色を色相の違いで順番に円形に並べていくと、元の色に戻ってきます。いずれも有彩色で色みの近い色どうしが隣り合っています。この色相のわのことを色相環といいます。

色相環をながめてみましょう。資料集などカラーのものを見ながら読んでいただけるとわかりやすいと思います。


例えば色相環の図の番号4の「赤」。この「赤」から円の中心を通って反対側には、何色がありますか?「青緑」です。そうですね。

このようにちょうど反対側にある色相のことを補色といいます。例えば「青」の補色は、5番の「きみのだいだい」です。だいだいとはミカンの仲間で橙(だいだい)という果実があります。

まさにこの果実の色がだいだい色です。この「きみのだいだい」とは黄色みのあるだいだい色という意味です。



2017年8月19日土曜日

風景画を描くとき

風景画を描くときには、ポイントがあります。基本的に遠近法を使って描きます。


遠近法は、近いものは大きく、遠くにあるものは小さくします。これは線遠近法といいます。


それに対して近くのものははっきりと、遠くにあるものは淡く描くことがあります。こちらは空気遠近法といいます。レオナルド・ダ・ビンチはこの手法を使ってモナリザなどの名作を製作しています。


そして絵の風景の奥行きをあらわすために、遠景・中景・近景の一部が重なり合うように描くと、絵らしくなります。


それから野原、田畑、川や湖、山なみ、水平線、地平線などの水平線を描く際には、近くにある場合には間隔を広くします。その一方で遠くにある場合には間隔を狭くして距離感を出します。



またこれは着色の際に注意することですが、目でみて飛び出してくるように見える進出色と、見ると後退していくように見える後退色を組み合わせると、同じように奥行きの広がりを表すことができます。

2017年8月18日金曜日

海を描く 練習問題

海を描く際の様々なポイントに関する練習問題です。

1.次の問いに答えよう。

(1)海を描く際の一般的な注意について、最も適当なものを記号で選ぼう。
 ①日陰で描くよりも日なたで描く方がよい。
 ②波打ち際や防波堤の先端、がけなどで描くことは避ける。
 ③活気のある状況を描くため、人々や車の行き交う魚市場や漁の様子を身近で描く。

(2)海を描く際のポイントについて、最も適当なものを記号で選ぼう。
 ①遠景、中景、近景と遠近感を考慮した構図で描く。
 ②対象の配置や質感を考えて、三角形の頂点の位置にものを組み合わせる。
 ③色の対比や相互の関係を理解して、対象物の色を決める。

(3)海を描く際のポイントについて、最も適当なものを記号で選ぼう。
 ①海も空も青なので同じ色で塗る。
 ②海の特徴を示す波のかたちや白波、遠くと近くの色の違いに配慮してみる。
 ③海の周囲の風景や、灯台、船などは海というテーマにふさわしくないので入れない。

(4)海の風景の描き方について適当なものを入れよう。
 ①見取り枠を使って構図をきめることはよくない。
 ②波の数やかたちは正確にデッサンするとよい。 
 ③余分なもの(広告や電柱など)は省いたりしてよい。


(5)風景の一般的な描き方について適当なものを入れよう。
 ①近くは淡く、遠くははっきり描くとよい。
 ②遠近感をあらわすには、一般的に遠くのものほど大きく描く、
 ③海はどこも同じ塩水だから同じ色で塗るとよい。
 ④船を構図の中にとり入れて描いても構わない。

答え (1)② (2)① (3)② (4)③ (5)④





2017年8月10日木曜日

鉛筆で素描の練習問題

鉛筆で物の形や質感を表現する素描の練習問題を作りました。

1.次の文の( )に適当な語句を入れよう。

身の回りには様々な色や形、材質のものがあります。それぞれを鉛筆を使って( ① )して書き分けることができます。

それには鉛筆による様々な描法を知っておく必要があります。

(1)明暗の調子
明暗の調子はまずは画面の中で最も( ② )いところを探します。そこを一番としたら、次は最も暗いところを探し出します。この2ヶ所については見つけやすいです。

そして今度はその( ③ )の明るさのところ、そして次に明るいところ、次に暗いところと5段階ぐらいで表してみましょう。

5段階でも相当に( ④ )の調子を段階的に現していることになります。じつはこの段階をいくつ細かく描き分けることができるか、練習によってそれを自然に明暗の違いとして表現できるようになってくるといいです。


答え ①素描 ②明る ③中間 ④明暗 


問2.次の文は素描により形を捉える方法について書いたものです。( )に適当な語句を入れよう。

( ① )図法を使って遠近法を正確に描くと、自然に画面上で安定な感じにみることができます。見る( ② )の高さによって三次元の物体の形は2次元の紙の上では雰囲気が違って見えてきます。

それでもそれぞれの物体はある形状をもっています。円筒形のものや円錐のようなものなど( ③ )な形に置き換えて画面に置き、詳細については後から修正するようにします。まずはこうして大まかな形をダイナミックに捉えることが大事です。

答え ①透視 ②視点 ③簡単(単純) 


問3.次の文は素描により立体として捉える方法について述べた文です。( )に適当な語句を入れよう。

物体の明暗を捉えることができるようになれば、形と明暗を組み合わせて様々な( ① )を表現することができるようになります。単一の光源であれば、その光が強く当たっている面の反対側の場所はもっとも( ② )なるはずです。

球であっても、最初にもっとも明るいところと暗いところをみつけてそれから中間の調子をとるように描いていくと( ③ )感を表現できます。慣れないうちは、球面では難しいので、( ④ )の組み合わせと考えて分割して明暗の調子を入れてみるといいです。

答え ①立体 ②暗く ③立体 ④平面  

問4.次の文は素描により質感を捉える方法について述べた文です。( )に適当な語句を入れよう。

ものは様々な( ① )のものでできています。またその表面の様子や、透明かどうか、反射はどうかなど、その質はさまざまです。

注意深く観察して、その質感のもつ特徴をつかみましょう。たとえば金属のきらりとした感じは、明るい点を入れると表現できるとか、ガラスの( ② )感は映りこむ周囲の様子を描きこむと表現できるとかです。

最初のうちはくしゃくしゃにした紙ですとか、布、ガラス、野菜や果物などで練習するといいです。それぞれのものが持つ( ③ )をどうやったら表現できるか、試行錯誤して自分の技術にしていきましょう。


答え ①材質(素材) ②透明 ③質感 

2017年8月9日水曜日

イラスト・漫画の練習問題

イラスト・漫画に関する練習問題です。

1.次の文の( )に適当な語句を入れよう。( )何に選択肢があるときには正しい方を選ぼう。

イラストや漫画は今や日本を代表する( ① )の一つとなりました。世界中で日本の漫画やアニメが読まれたり、親しまれたりしています。

その一方で、イラストレーションの表現は、自分が表したい内容を( ② )く表現することができます。(③絵 言葉)がなくても多くの人にその内容を伝えることができます。

そして、これらの表現は、( ④ )ものが多いです。表現の方法に固い決まりなどはありません。

自由に独自の表現で、その(⑤世界観 道徳観)や独特の雰囲気を醸し出すこともできます。

それらの表現には、( ⑥ )(強調)、擬人化、省略、コマ割り、擬音語、色調や配色での工夫がみられます。それらの表現をうまく使うことで伝えたいことをより( ⑦ )やすくする効果があります。

自分のアイデアをうまく活かして効果的に表現するには、どんな手法がふさわしいか、考えて描くのはとても楽しいことです。


答え ①文化 ②分かりやす ③言葉(文字) ④楽しい ⑤世界観 ⑥誇張 ⑦伝え

2017年8月3日木曜日

自然の色

スケッチをしていると自然には様々な色があることに気づくと思います。木の葉の色を見ても日が当たっているところと影のところでは色が違って見えます。また、日が照っている風景と、日が陰ってくもっている時の色もまたちがいます。

このように丹念に見ていくと画用紙の上にどのように表現しようかと迷うこともあります。

例えば、印象派の画家たちは、光の表現を色で行うことに苦心しました。

モネなどは同じ対象でも、時間によって陽の光には違いがあり、まったく印象が違ってきます。モネの絵を見ると、朝と夕では同じ積み藁(わら)でも色も表現法も違っています。

私自身、長い間自然の色を観察してきて、木々の葉の緑の色の多様なことに驚いています。それで様々な混色を試みてみたり、混色しないで、ある色のそばに違う色をわざと置いてみて、木々の葉のように見えないか工夫してみたりしています。

こうした工夫は水彩画だけでなく、油彩やアクリル絵の具でもできますが、それぞれの絵の具の特性により、また異なります。


したがって、自然の色を再現することは、とても奥が深く、やりがいのある作業だといえます。そういう意味では印象派の画家たちの仕事は完了したわけでも完成したわけでもないといえます。